授業概要 |
高分子科学の概論として、高分子の特性を理解させ、主な高分子を紹介する。
高分子と低分子、金属材料などとの比較、高分子の分子量分布、結晶と非晶、
分子構造、ゴム弾性などの基礎を講義して、次のような高分子材料の応用とそ
の物性について述べる。
1.絶縁体、誘電体、光学材料としての応用
2.成形加工への応用とその物性評価
3.フィルム、繊維、(天然、再生、合成、無機)特殊繊維などの物性と機能
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授業計画 |
第1-3週
1. 概論
第4-7週
2. 絶縁体、誘電体、光学材料としての応用物性について
第8-11週
3. 成形加工への応用とその物性評価
第12-14週
4. フィルム、繊維(天然、再生、合成、無機)特殊繊維などの物性と機能
第15週
5. 高分子材料の電子情報分野への応用について
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
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テキスト |
(著者)高分子学会編 (書名)高分子科学の基礎(出版社)株式会社 東京化学同人
(1978)
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参考書 |
(著者)L.R.G.Treloar(書名)Introduction to Polymer Science
(出版社) TAYLOR \& FRANCIS LTD(1982)
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履修にあたっての留意点 |
高分子材料に興味を持つことが大切である。
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