授業概要 |
機械システムを理解するのに必要な基礎的事項を学ぶ。
第1章 機械と機械工学、機械量の単位
第2章 機械の材料、材料試験、機械的性質、応力とひずみ、金属材料、機械材料、
鋼、鋳鉄、アルミニウム合金、熱処理と機械的性質
第3章 材料の力学、応力とひずみ、フックの法則、熱応力、平面応力、
はりの強度
第4章 機械の設計、工学的設計、信頼性設計、機械製図
第5章 機械の要素、結合要素、運動伝達要素、運動制御要素、潤滑要素、
流体輸送要素
第6章 機械の力学、往復機械、回転機械、機械の振動、自動制御
第7章 工作機械と機械加工
第8章 流体の力学、流体エネルギー、粘性、圧縮性、レイノルズ数、層竜と乱流、
キャビテーション、靜水力学圧力、浮力、流体の運動、連続の式、ベルヌイの定理、
流体計測法、管路の流れ、流体エネルギーと機械エネルギー
第9章 熱力学と熱エネルギーの利用、熱力学の基礎、比熱、状態方程式、熱力学の第1法則、
内部エネルギー、エンタルピー、熱力学の第2法則、カルノーサイクル、エントロピー、
理想気体、燃焼、伝熱、熱機関
|
授業計画 |
第1週〜3週 機械と機械工学、機械材料
第4週〜5週 材料の力学、機械の設計
第6週〜7週 機械の要素、機械の力学
第8週〜10週 流体の靜力学、流体の運動
第11週〜12週 流体測定法、流体エネルギーと機械エネルギー
第13週〜14週 熱力学、伝熱、熱機関
|
成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポート(出席を兼ねる)の結果を総合し成績を決定する。
|
テキスト |
米津 栄・稲崎一郎、機械工学概説、森北出版、1957円(1992)
|
参考書 |
日本機械学会編、機械工学便覧(基礎編、応用編、エンジニア編)、日本機械学会
|
授業の目標・ねらい |
機械は物の集合体であり、それが拘束された軌道上を動き、エネルギーのやり取りをすることを、機械全体の仕組みのどこかに力点を置いて講義する。
|