工学部

授業科目名:
エレクトロニクス概論 I(機械)
(英語名): Introduction to Electronics I
対象学年:
2年Aコース
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 松下 浩一 (MATSUSHITA Koichi)
単位数:
対象学科:機械システム工学科 区分:専門基礎科目・選択必修 500095B

授業概要

 工学者の常識としてのエレクトロニクスを、特に、回路(電気回路 、電子回路、 集積回路、オペ
アンプ、ディジタル回路)を中心に概説する。また、講義の最後の3週間に、諸君が 常日頃使用して
いる家電製品に使用されているデバイス、センサ、ディスプレイ等の動作原理を述べる。
 第1回目は、履修にあたっての留意点、出席票の配付(氏名、学籍番号の記載)と 使い方の説明、
予習の仕方(教科書の読み方)等について述べるので、必ず、教科書を持参すること。

授業計画

 第1週   まえがき・目次・第1・2章 オームの法則と電気回路 (テキストp1--18)
 第2--3週  第3章 交流回路と回路部品の復習 (p19--47)
 第4--5週  第4章 ダイオードとトランジスタ (p48--89,真空管を除く)
 第6--8週  第5章 トランジスタによる電子回路 (p90--118)
 第9--10週  第6章 集積回路、オペアンプ (p119--144)
 第11--12週 第7章 ディジタル回路(2進法、論理式、各種論理ゲート等)(p14 5--175)
 第13--14週 第8章 新しい電子デバイス (p176--201)
 第15週   第9章 パワーエレクトロニクスとメカトロニクス (p202--238)

成績評価の方法

 筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
  A.講義に1回出席し、その日の講義内容に関する質問を書くと、0.5点。
  B.時々講義中に行う演習に正解すると、0.5点。
  C.指定された章末問題のレポート、まとめ等を提出すると、1レポートにつき、 平均2点。
    これら(A,B,C)の、合計点数は、多くても20点程度 の予定。
  D.期末テストは、筆記試験で、100点満点。
        A+B+C+D≧60点 が合格ラインです。

テキスト

 沖村浩史・高橋清 著、「エレクトロニクス概論」、裳華房、4635 円(1991)

参考書

 藤井信生 著、「アナログ電子回路」、昭晃堂、2781 円(1993)
 石田哲郎・清水東 著、「改訂 半導体素子」、コロナ社、2884円(1994)

学生へのメッセージ等

 専門外の講義と考えがちであるが、今後エンジニアとして仕事をする上で重要な内 容である。
自ら新しい分野を勉強する習慣を付けるために、必ず、講義の前に教科書を読んでく ること。

その他

 講義は、ほぼ、上記したテキストに添って行う予定である。
 授業開始前に出席票を受け取り、それにサイン及びその日の質問を書く。これが出 席点となる。

Post Script 版
シラバスのページへ