授業概要 |
工学者の常識としてのエレクトロニクスを、特に、回路(電気回路 、電子回路、
集積回路、オペ
アンプ、ディジタル回路)を中心に概説する。また、講義の最後の3週間に、諸君が
常日頃使用して
いる家電製品に使用されているデバイス、センサ、ディスプレイ等の動作原理を述べる。
第1回目は、履修にあたっての留意点、出席票の配付(氏名、学籍番号の記載)と
使い方の説明、
予習の仕方(教科書の読み方)等について述べるので、必ず、教科書を持参すること。
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授業計画 |
第1週 まえがき・目次・第1・2章 オームの法則と電気回路 (テキストp1--18)
第2--3週 第3章 交流回路と回路部品の復習 (p19--47)
第4--5週 第4章 ダイオードとトランジスタ (p48--89,真空管を除く)
第6--8週 第5章 トランジスタによる電子回路 (p90--118)
第9--10週 第6章 集積回路、オペアンプ (p119--144)
第11--12週 第7章 ディジタル回路(2進法、論理式、各種論理ゲート等)(p14
5--175)
第13--14週 第8章 新しい電子デバイス (p176--201)
第15週 第9章 パワーエレクトロニクスとメカトロニクス (p202--238)
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
A.講義に1回出席し、その日の講義内容に関する質問を書くと、0.5点。
B.時々講義中に行う演習に正解すると、0.5点。
C.指定された章末問題のレポート、まとめ等を提出すると、1レポートにつき、
平均2点。
これら(A,B,C)の、合計点数は、多くても20点程度 の予定。
D.期末テストは、筆記試験で、100点満点。
A+B+C+D≧60点 が合格ラインです。
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テキスト |
沖村浩史・高橋清 著、「エレクトロニクス概論」、裳華房、4635 円(1991)
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参考書 |
藤井信生 著、「アナログ電子回路」、昭晃堂、2781 円(1993)
石田哲郎・清水東 著、「改訂 半導体素子」、コロナ社、2884円(1994)
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学生へのメッセージ等 |
専門外の講義と考えがちであるが、今後エンジニアとして仕事をする上で重要な内
容である。
自ら新しい分野を勉強する習慣を付けるために、必ず、講義の前に教科書を読んでく
ること。
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その他 |
講義は、ほぼ、上記したテキストに添って行う予定である。
授業開始前に出席票を受け取り、それにサイン及びその日の質問を書く。これが出
席点となる。
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