工学部

授業科目名:
エレクトロニクス概論II
(英語名): Introduction to Electronics II
対象学年:
2年Aコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義
担当教官: 広瀬 精二(HIROSE Seiji)
単位数:
対象学科:機械システム工学科 区分:専門基礎科目・選択必修 500100B

授業概要

目的:ハードウエアの基礎として、TTLおよびCMOSのディジタル電子回路の構成 および動作を理解し、各種ゲート回路、フリップフロップ回路、カウンタ回路、A/D およびD/A変換回路の動作解析および設計までを修得する。
内容:最初の4週ほどは、TTLおよびCMOSを用いたゲートICの内部回路を 取りあげ、ディジタル回路の原理、構成及び動作について述べる。
 中盤はディジタル回路の中心的な回路であるフリップフロップとその応用回路に ついて述べ、カウンタ及びシフトレジスタの動作解析および設計方法を修得させる。 また、マルチプレクサ/デマルチプレクサ、エンコーダ/デコーダなどの応用ゲート 回路および加算器/減算器などのディジタル演算回路について述べる。
 終盤はOPアンプ回路とディジタル回路を組み合わせるD/AおよびA/D変換 回路の原理、種類およびそれらの動作について述べる。

授業計画

第1週 講義概要、予備知識の復習
第2週 ディジタル回路の概要
第3--4週 基本TTLゲート回路
第5--6週 フィリップフロップ
第7--8週 カウンタ
第9週 シフトレジスタ
第10--11週 応用ゲート回路
第12週 ディジタル演算回路
第13週 OPアンプ回路 
第14週 D/A変換回路
第15週 A/D変換回路

成績評価の方法

筆記試験

テキスト

伊東 規之、ディジタル回路、日本理工出版会、2,600円

参考書

川又 晃、ディジタル回路、オーム社、3,500円
伊藤 恭史、ディジタル回路、オーム社、2,575円

履修にあたっての留意点

 機械システム工学科のエレクトロニクス概論Iを、履修済、もしくは、半年間の講義に 出席した実績のある学生諸君が対象です。
 講義は教科書に添って行うので、指定されたページを読んでくること。

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