授業科目名：

対象学年：

開講学期：

開講形態：

　目的：本講義は、生体高分子、特に核酸、タンパク質、多塘類、生体膜について、 その機能と構造との関連を理解し、生体高分子のモデル化に必要な基礎的知識を学習 することを目的とする。
　内容：1）生体高分子と合成高分子の違い。2）DNAの構造と機能、セントラル・ド グマ、エクソン、イントロン、染色体。3）タンパク質の構造要素、構造安定な必要 な力、アミノ酸、構造の特徴、階層性。4）蛋白質の動的構造、モジュール、揺らぎ 、構造予測。5）分子生物関連データ・ベース。6）制限酵素、組み替えDNA、細胞工 学、タンパク質工学、キメラ、バイオセンサー。7）アロステリック・タンパク質。8 ）坑原と坑体。9）生体膜と多塘類。10）計測法

第　1週　　 生体高分子
第2-4週　 DNAの構造と機能
第5-6週　 タンパク質の静的構造
第7-8週　 タンパク質の動的構造
第　9週　　 タンパク質・核酸データ・ベース
第 10週　 遺伝子工学とタンパク質工学
第 11週　 アロステリック・タンパク質
第 12週　 坑原と坑体
第 13週　　 生体膜と多塘類
第14-15週　 計測法

筆記試験

丸山工作　分子生物学入門　　　講談社　 880円(1993)
宮田　隆　分子進化学への招待　講談社　 780円(1994)
井上祥平　生体高分子　　　　　化学同人 3090円(1992)

　学習の基礎として、上記参考書（特に1冊目と2冊目）を薦める。思考力を試す期末 試験により単位の認定を行なう。

　本授業は、生体高分子、特に核酸、タンパク質、多塘類、生体膜について、その機 能と構造との関連を理解し、生体高分子のモデル化に必要な基礎的知識を学習するこ とを目標とする。

　対象は生体高分子ですが、生物学の授業ではありません。物理・化学が基礎となり ます。