工学部

授業科目名:
材料数学演習
(英語名): Exercise of Engineering Mathematics
対象学年:
3年Aコース
開講学期:
前期
開講形態:
講義及び演習
担当教官:  池田  進 (IKEDA Susumu)
 折原 勝男 (ORIHARA Katsuo)
単位数:
対象学科:物質工学科 区分:専門科目・選択必修 510070

授業概要

 数学を理工学に応用する能力を養う。この目的に添って、高機能材料を含む材料物 理工学に必要不可欠な数学の中で、微分方程式とベクトル解析について、応用例を解 説をしつつ演習する。  前半では、微分方程式の解法を演習し、その材料物理学への応用を学習する。特に 工学の分野に頻繁にでてくる1階と2階の微分方程式に関して、その形と解法になじ む。後半では、ベクトル解析の基礎を概説し、これの材料力学、電磁気学、および流 体力学などに関する例題を解くことによって、理解を深め応用能力を養う。

授業計画

 第1-3週    1階の常微分方程式
 第4-6週     線形常微分方程式
  第7-8週   微分方程式のべき級数解
 第9週    ベクトルの内積と外積
 第10週    ベクトル関数の微分と積分
第11-12週   スカラー場とベクトル場
第13-15週  積分定理

成績評価の方法

 毎週の小テストと期末試験の結果を総合して成績を決定する。

テキスト

クライツイグ著、北原訳、常微分方程式、倍風館
  寺田、坂田、斉藤 共著、演習ベクトル解析、サイエンス社

参考書

 寺田、坂田、斉藤 共著、演習微分方程式、サイエンス社
   渡邊 正 著、ベクトル解析の基礎と応用、サイエンス社

履修にあたっての留意点

 問題解法の復習と予習を、毎週充分にしてくること。

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