授業概要 |
数学を理工学に応用する能力を養う。この目的に添って、高機能材料を含む材料物
理工学に必要不可欠な数学の中で、微分方程式とベクトル解析について、応用例を解
説をしつつ演習する。
前半では、微分方程式の解法を演習し、その材料物理学への応用を学習する。特に
工学の分野に頻繁にでてくる1階と2階の微分方程式に関して、その形と解法になじ
む。後半では、ベクトル解析の基礎を概説し、これの材料力学、電磁気学、および流
体力学などに関する例題を解くことによって、理解を深め応用能力を養う。
|
授業計画 |
第1-3週 1階の常微分方程式
第4-6週 線形常微分方程式
第7-8週 微分方程式のべき級数解
第9週 ベクトルの内積と外積
第10週 ベクトル関数の微分と積分
第11-12週 スカラー場とベクトル場
第13-15週 積分定理
|
成績評価の方法 |
毎週の小テストと期末試験の結果を総合して成績を決定する。
|
テキスト |
クライツイグ著、北原訳、常微分方程式、倍風館
寺田、坂田、斉藤 共著、演習ベクトル解析、サイエンス社
|
参考書 |
寺田、坂田、斉藤 共著、演習微分方程式、サイエンス社
渡邊 正 著、ベクトル解析の基礎と応用、サイエンス社
|
履修にあたっての留意点 |
問題解法の復習と予習を、毎週充分にしてくること。
|