授業概要 |
第1章 1H-核磁気共鳴スペクトル ---
核磁気共鳴の原理、化学シフト、官能基と化学シフト、カップリング
結合定数と分子構造、シグナル強度、化学交換、やや複雑なスペクトル、問題演習
第2章 13C-核磁気共鳴スペクトル ---
フーリエ変換核磁気共鳴スペクトルの基礎知識、化学シフト
官能基と化学シフト、測定および溶媒、問題演習
第3章 赤外吸収スペクトル ---
測定法の基礎知識、官能基の特性吸収帯、問題演習、
第4章 紫外吸収スペクトル---
測定原理、測定方法、共役ジエン系、共役カルボニル系
その他の共役系、問題演習
第5章 質量スペクトル ---
官能基とフラグメント、スペクトルの読み方、
フラグメントから官能基を帰属する、問題演習
第6章 分子構造の決定法 ---
分子式と不飽和数、13C-NMRと不飽和数、スペクトル解析
総合問題
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授業計画 |
第1週 1H-核磁気共鳴スペクトルの原理
第2--3週 化学シフト、官能基と化学シフト、カップリング
第4週 結合定数と分子構造、シグナル強度、化学交換、やや複雑なスペクトル
、問題演習
第5--6週 13C-フーリエ変換核磁気共鳴スペクトルの基礎知識、化学シフト
官能基と化学シフト、測定および溶媒、問題演習
第7--8週 赤外吸収スペクトル測定法の基礎知識、官能基の特性吸収帯、問題演習
第9--10週 紫外吸収スペクトル測定原理、測定方法、共役ジエン系
共役カルボニル系、その他の共役系、問題演習
第11--12週 質量スペクトル ---
官能基とフラグメント、スペクトルの読み方
フラグメントから官能基を帰属する、問題演習
第13--14週 分子構造の決定法 ---
分子式と不飽和数、13C-NMRと不飽和数、スペクトル解析
第15週 総合問題
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
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テキスト |
柿沢 寛、楠見武徳、有機機器分析演習、裳華房、2575円
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参考書 |
戸田芙三夫、新版有機化合物の構造決定、三共出版、2700円
泉美治、小川雅弥、加藤俊二、塩川二朗、芝哲夫、機器分析のてびき
I、II、III、本体3700円
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履修にあたっての留意点 |
基本的な有機化学の内容を理解しておくことが望ましい。
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授業の目標・ねらい |
卒業研究を行う際に最低限必要となる機器分析の知識について
講義だけでなく演習を行って、スペクトル解析のための技術を身につける。
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