工学部

授業科目名:
化学工学入門
(英語名): Invitation to Chemical Engineering
対象学年:
2年Aコース
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 横田 俊幸(YOKOTA Toshiyuki)
単位数:
対象学科:物質工学科 区分:専門科目・選択必修(化学系) 510545

授業概要

  「化学工学」の内容を,いくつかのトピックスを中心にして解説する.さらに, 山形大学工学部の化学工学教室における研究事例を紹介する.

授業計画

 次に示す予定表に従って,テキストの各章を講義し,また演習を適宜行う. 授業計画は以下のとおりである.
 第1週
  化学工学会 企画・制作VTRフィルム:「化学工学との遭遇」の紹介
 第2週 〜 第3週
  地球環境を守るための化学工学
    ・CO2 問題を中心にして
    ・廃棄物の処理,再利用
 第4週 〜 第5週
   暮らしの中の化学工学
    ・ 食品加工
    ・ 医療化学工学
 第6週 〜 第7週
  新材料,新エネルギー開発のための化学工学
    ・新しい材料開発法−CVD
    ・太陽エネルギ−の利用
 第8週 〜 第14週
   山形大学工学における「化学工学」の研究事例の紹介
 第15週
  授業のまとめを行う.

成績評価の方法

 講義への出席,演習およびレポートの結果を総合して成績を決定する.

テキスト

 特に指定せず.配布するプリントを使用する.

参考書

 古崎新太郎編,ケミカルエンジニアリングのすすめ,共立出版社,2,200円(1987)
 橋本健治 編,ケミカルエンジニアリング−夢を実現する工学−,培風館,1,545 円(1995)
 久保田宏・松田智,廃棄物工学−リサイクル社会を創るために−,培風館,1,648 円(1995)
 海野肇・酒井清孝,メディカルテクノロジーへの招待,培風館,1,648円(1995)
 山形大学地球環境研究会,検証・ヒトが招いた地球の危機,講談社,780円(1995)

学生へのメッセージ等

 本授業は,物質工学科化学系の学生が,3年次に専修コースを選択するさい参考と なる「化学工学」の研究・教育内容について解説するものである.積極的な態度にて 受講することを希望する.

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