工学部

授業科目名:
物理化学演習
(英語名): Exercises in Physical Chemistry
対象学年:
2年Aコース
開講学期:
後期
開講形態:
演習
担当教官: 物質工学科 化学系教官
単位数:
対象学科:物質工学科 区分:専門科目・選択必修 510565

授業概要

  演習概要
 物理化学Iと物理化学IIの講義の内容を深く理解するための演習である。講義の内 容について、計算問題を解いたり、各事項を再整理したりすると、本当に理解できる ようになる。
 自分の頭で考え、自分の手を動かすと、”分かったような気がする”ことが、”は っきり分かった”に変わり、また、”どうしても分からない”ことが、演習すること により、”初めて理解できた”ということも多いものである。
 物理化学の講義の進行上、物理化学Iの内容を先に演習し、その後に物理化学IIの 内容に移る。演習を行うにあたり、講義の内容だけで演習が進みにくい時には、演習 の時間に補足の解説などを行う場合もある。

授業計画

 演習の内容、進行は概ね次のように行う。
   1 エネルギー保存の法則       9 理想気体、実在気体
   2 エンタルピー変化        10 固体状態
   3 熱化学             11 液体状態
   4 自由エネルギー変化       12 各種物性値の決定
   5 平衡定数            13 相の境界の性質
   6 電気的仕事量、電池の起電力   14 相転移
   7 標準電極電位、pH、分解電圧  15 相平衡;1成分系、2成分系
   8 速度定数、活性化エネルギー   16 イオン平衡

成績評価の方法

 筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。

テキスト

 物質工学科化学系教官、 演習テキスト

参考書

 井上勝也、現代物理化学序説、培風館、2600円(1995)

履修にあたっての留意点

 特別の場合を除いて、欠席は認められない。また、物理化学I、物理化学IIを受講 してない者は認められない。

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