授業概要 |
演習概要
物理化学Iと物理化学IIの講義の内容を深く理解するための演習である。講義の内
容について、計算問題を解いたり、各事項を再整理したりすると、本当に理解できる
ようになる。
自分の頭で考え、自分の手を動かすと、”分かったような気がする”ことが、”は
っきり分かった”に変わり、また、”どうしても分からない”ことが、演習すること
により、”初めて理解できた”ということも多いものである。
物理化学の講義の進行上、物理化学Iの内容を先に演習し、その後に物理化学IIの
内容に移る。演習を行うにあたり、講義の内容だけで演習が進みにくい時には、演習
の時間に補足の解説などを行う場合もある。
|
授業計画 |
演習の内容、進行は概ね次のように行う。
1 エネルギー保存の法則 9 理想気体、実在気体
2 エンタルピー変化 10 固体状態
3 熱化学 11 液体状態
4 自由エネルギー変化 12 各種物性値の決定
5 平衡定数 13 相の境界の性質
6 電気的仕事量、電池の起電力 14 相転移
7 標準電極電位、pH、分解電圧 15 相平衡;1成分系、2成分系
8 速度定数、活性化エネルギー 16 イオン平衡
|
成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
|
テキスト |
物質工学科化学系教官、 演習テキスト
|
参考書 |
井上勝也、現代物理化学序説、培風館、2600円(1995)
|
履修にあたっての留意点 |
特別の場合を除いて、欠席は認められない。また、物理化学I、物理化学IIを受講
してない者は認められない。
|