授業概要 |
無機応用化学は化学と化学工学の橋渡しをする学問分野である。その中で無機材料
化学とエネルギー変換化学を取り上げ、分担して解説する。
|
授業計画 |
第1---3週 固体電子伝導体の構造と機能
エネルギーバンド、伝導電子と正孔、n-型半導体と p-型半導体、半導体の機能と
応用
第4---5週 高純度物質と半導体製造の化学
電子材料と高純度物質、単結晶半導体の製造プロセス、集積回路製造プロセスと
ミクロ領域の化学反応
第6---7週 電子材料と電気化学
電気化学計測と情報変換および有機電子材料
第8週 エネルギー資源、工業廃棄物
第9週 エネルギーの種類と特性
第10週 燃焼反応と熱エネルギーの質
第11週 直接エネルギー変換
第12週 電気化学プロセスと熱力学
第13週 電池の基礎
第14週 実用電池(一次、二次、燃料電池)
第15週 演習問題
|
成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
|
テキスト |
なし
|
参考書 |
古山昌三、村石治人、基礎無機固体化学、三共出版、2800円(1994)
瀬尾真浩、谷口 功、橘 孝二、富士川計吉、わかりやすい電気化学、
三共出版、2718円(1994)
川村 和孝、馬場 宣良、エネルギーの工学と資源、産業図書、2678円(1993)
|
履修にあたっての留意点 |
無機化学I,IIおよび物理化学I,IIを履修していることが望ましい。
|