工学部

授業科目名:
機能材料設計
(英語名): Dsign of Functional Materials
対象学年:
3年Bコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義
担当教官:   折原勝男 (ORIHARA Katsuo)  
  岡本正雄 (OKAMOTO Masao)
単位数:
対象学科:物質工学科 区分:専門科目・選択必修 511060

授業概要

 各種の機能材料を設計し、開発するために必要な基礎知識と方法論を解説する。高 分子材料をはじめとする有機材料や、各種の無機材料、およびこれらの複合体を対象 として、物理的・化学的な機能化の方法を、物性論的立場から理解する。多くの実例 について機能の発現とその物性論的原理を解説し、理解を助けるとともに新規の機能 材料設計に向けた応用力を養う。

授業計画

 第1週     各種機能材料の概観、材料の進化と社会の進化
 第2週     分子設計、集合構造設計から機能材料の設計へ、設計から開発へ
 第3-4週    サイズ効果、形状効果とこれらの応用
 第5-6週    集合構造効果、相効果とこれらの応用
 第7-9週    複合化の効果とその応用
 第10 -12週  分子間相互作用とその応用
 第13 -14週  元素の性質とその応用
 第15 週     生体とインテリジェント材料、未来の社会と未来の材料

成績評価の方法

 期末筆記試験および、レポートと毎週の小テストの結果を総合し成績を決定する。

テキスト

 折原勝男、機能材料への方法(非売品)(1995)

参考書

 新素材編集委員会編、新素材ハンドブック、丸善、10,000円
 中島章夫、筏 義人編、ハイテク高分子材料、アグネ、3,300円

履修にあたっての留意点

 物理学、物理化学、高分子物理概論、および高分子化学概論をよく習得しておくこ と。身の回りのもの総てについて、どのような材料がいかなる原理で使われているか ? 考える習慣を普段からつけておいてほしい。

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