工学部

授業科目名:
流動・伝熱
(英語名): Fluid flow and Heat transfer
対象学年:
2年Bコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義
担当教官: 今野 宏卓(KONNO Hirotaka)
単位数:
対象学科:物質工学科 区分:専門科目・選択必修 511560

授業概要

 化学工学は化学工業の装置・機械、プラントの設計・建設・運転に関する学問とし て出発したが今ではエネルギー、資源、環境、食品、生物関連、セラミックス等広い 分野にその手法が広がっている。
 ここでは化学工学の重要な項目で、化学工学の他の多くの諸項目の基礎ともなって いる「流体の輸送」と「伝熱」について説明する。

授業計画

序論  化学工学について:単位操作、機械・装置・プラント・工場、
    化学工学の基本
第一章 流体の輸送と計量:ポンプ、ブロワー、単位とその換算、ベルヌーイの式
    輸送動力、層流と乱流、レイノルズ数と臨界レイノルズ数、
    円管における圧力損失、流体の計量、円管内の流体の速度分布
第二章 伝熱:定常伝導伝熱、非定常熱伝導方程式、対流伝熱、熱貫流率、
    無次元数、放射伝熱、二重管式熱交換器、汚れ係数

成績評価の方法

筆記試験および演習等の結果を総合し成績を決定する。

テキスト

プリントを配布する

参考書

八田四郎次・前田四郎、化学工学概論、共立出版、2987円

Post Script 版
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