工学部
授業科目名:
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開講学期:
開講形態:
化学工学は化学工業の装置・機械、プラントの設計・建設・運転に関する学問とし て出発したが今ではエネルギー、資源、環境、食品、生物関連、セラミックス等広い 分野にその手法が広がっている。 ここでは化学工学の重要な項目で、化学工学の他の多くの諸項目の基礎ともなって いる「流体の輸送」と「伝熱」について説明する。
序論 化学工学について:単位操作、機械・装置・プラント・工場、 化学工学の基本 第一章 流体の輸送と計量:ポンプ、ブロワー、単位とその換算、ベルヌーイの式 輸送動力、層流と乱流、レイノルズ数と臨界レイノルズ数、 円管における圧力損失、流体の計量、円管内の流体の速度分布 第二章 伝熱:定常伝導伝熱、非定常熱伝導方程式、対流伝熱、熱貫流率、 無次元数、放射伝熱、二重管式熱交換器、汚れ係数
筆記試験および演習等の結果を総合し成績を決定する。
プリントを配布する
八田四郎次・前田四郎、化学工学概論、共立出版、2987円