工学部

授業科目名:
熱と流れの力学演習
(英語名): Exercise in Fundamental Thermo-Hydrodynamics
対象学年:
2年Aコース
開講学期:
前期
開講形態:
演習
担当教官: 杉山 善幸(SUGIYAMA)・安達 公道(ADACHI)
八木田 幹(YAGITA)・梅宮 弘道(UMEMIYA)
単位数:
対象学科:機械システム工学科 区分:専門科目・必修 520040

授業概要

 流れ部門では、流体静力学、連続の式、オイラー型運動の式、ベルヌーイの式 、運動量の式、管路損失等、水力学を中心に演習を行う。熱部門では、第ゼロ法 則、第一法則、第二法則、理想気体の状態変化、サイクルと熱効率・成績係数、 熱と流れの関わりあい(エネルギー保存の式)等、古典熱力学の基礎を中心に演習 を行う。

授業計画

 第1週 流体の性質、実在流体のモデル化等に関する演習
 第2週 流体の圧力に関する演習
 第3週 定常流と非定常流、流体の運動をとらえるために用いられる各種概念 に
     関する演習
 第4週 一次元流れの連続の式、オイラーの運動の式に関する演習
 第5週 ベルヌーイの定理に関する演習
 第6週 運動量保存則に関する演習
 第7週 層流、乱流、各種圧力損失に関する演習、試験
 第8週 第ゼロ法則、内部エネルギー、エンタルピー、熱量に関する演習
 第9--10週 理想気体の性質と状態変化に関する演習
 第11週 エネルギー保存と第一法則、絶対仕事と工業仕事に関する演習
 第12週 不可逆変化と第二法則、エントロピーに関する演習
 第13週 サイクル、熱効率と成績係数に関する演習
 第14週 流れのエネルギー保存に関する演習、試験

成績評価の方法

 筆記試験およびレポートの結果を総合して判定する。

テキスト

 原田 幸夫、流体の力学、槙書店、2,266円(1992)
 小林 清志、工業熱力学、理工学社、2,678円(1990)
 須藤 浩三ほか、流体の力学、コロナ社、3,605円(1994)
 斎藤 武ほか、工業熱力学通論 第2版、日刊工業、2,580円(1993)

参考書

 平山 直道・荒木 良一郎、例題で学ぶ熱力学、丸善、2,884円(1991)
 日野 幹雄、流体力学、朝倉書店、7,107円(1992)

履修にあたっての留意点

 熱と流れの力学(520045)の講義内容にそって演習を行うので、必ず両方の科目 をセットで受講すること。

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