工学部
授業科目名:
対象学年:
開講学期:
開講形態:
金属材料の構造と機械的性質、金属の強化法、平衡状態図、相変態と熱処理による組織変化について解説する。次に、構造用材料として広く用いられている鉄鋼材料について、平衡状態図に基づく標準組織、熱処理による組織変化と機械的強度の関係、高強度鋼の組織と特性などについて述べる。またアルミニウム合金の組織と強度についてもふれる。
第 1週〜 3週 金属材料の構造、機械的性質、塑性加工 第 4週〜 6週 金属の強化、鉄鋼材料の状態図と組織 第 7週〜 9週 鋼の熱処理組織、熱処理技術 第10週〜12週 鉄鋼の強度と環境、構造用鋼 第13週〜15週 高強度鋼、工具鋼、ステンレス鋼、アルミニウム合金
筆記試験および出席の結果を総合し成績を決定する。
打越 二彌、図解 機械材料、東京電機大学出版局、2781円(1993)
日本材料学会編、機械材料学、日本材料学会、3000円