工学部

授業科目名:
エネルギー・環境工学
(英語名): Energy and Environment Technorogy
対象学年:
3年Aコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義
担当教官: 横山孝男(YOKOYAMA Takao)
単位数: 2
対象学科:機械システム工学科 区分:専門科目・選択 520135

授業概要

1.地球誕生と資源・環境生成 
2.地球の大気、水、熱環境
3.産業革命勃興と環境資源消費の始まり 
4.進歩とエネルギー 
5.エネルギー有効化と熱機関サイクル 
6.炭素資源の循環とその固定 
7.大規模循環と解析手段 
8.地球への脅威

授業計画

 前半では現在の地球環境へと至った経過を辿り、それを司る基本物理事象を学ぶ。特に熱環境上重要な熱工学に言及する。 
中間ではエネルギー資源の生成と利用増大の事実を踏まえ、そのもたらした結果と今後予想される状況を考察する。エネルギーの使用は我々の姿勢と技術のレベルにより千変万化する。ここではエネルギー効率の高度化と無効エネルギー減少を目指した基本原理を学ぶ。 
後半では環境問題の様にCase-study的要素の濃い問題に対処し易い数値シミュレーションについて具体的熱流動問題を題材にして講義実習を行う。

成績評価の方法

筆記試験

テキスト

横山孝男他 環境資源と工学 朝倉書店 ¥3,000

参考書

特になし

履修にあたっての留意点

実際に値を求めるので、電卓を持参する。後半は、情報処理センターで実習を行うので端末操作や数値言語、fortan他、にある程度の知識を持っていることが望ましい。

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