工学部

授業科目名:
機械技術史
(英語名): History of Machine in Civilization
対象学年:
4年 Aコース
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 横山孝男 (YOKOYAMA Takao)
単位数:
対象学科:機械システム工学科 区分:専門科目・選択 520250

授業概要

石器時代以来、人間の手足の一部となった道具、今では車に象徴されるように、我々は今や内包する存在ですらある。もはや車は単なる交通手段ではない。しかし同時にその造り得た技術により生き残るか消滅するかの瀬戸際に立とうともしている。 産業革命の頂点たるワットの蒸気機関誕生を例にとり、それが社会に与えたインパクトをその側面として見つめながら我々技術者から見た技術と文化の歴史を辿り、技術とは何かを考察する。 
主な講義題目
 1.産業革命勃興の背景
 2.環境資源浪費の始まり
 3.Newcomen大気圧機関誕生への道
 4.材料革命、鉄の時代へ
 5.Watt蒸気機関を促したもの
 6.技術者と経営者
 7.工作機械のルーツ
 8.制御から電子計算機へ

授業計画

前半、中盤は左記の講義を行う。その間自由課題の選定を行い、残りの講義と夏休みなどの帰省を使って最終的にreportを作製しテストに替える。
 例えば以下のreportがある。
  釧路の郷土産業
  水晶orリニアモーターカー
  米沢麺業史
  「日本人の創造性」飯沼和正著を読んで 
  「人類と機械の歴史」リリー著を読んで

成績評価の方法

ZN\_{}-D提出もしくは筆記試験

テキスト

James Wattと仲間達    (手造り)

参考書

人類と機械の歴史 他 リリー 岩波書店 ¥600

Post Script 版
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