授業概要 |
水の流れや温度の上昇、物体の運動や化学分解、電気現象、更には生物の
成長、消滅のように自然界には流動してやまない数多くの現象がある。これ
らの現象を数量的にとらえ、その性質や相互関係を考えてゆくために、微積
分は最も適した数学である。これら微積分の思想を理解し最も広範囲な事象
に関与する微分方程式を学び、実際の問題に対処できることを目的とする。
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授業計画 |
第1--2週 微積分の復習
第3--7週 1階微分方程式の発生の実例と1階微分方程式の解法
第8--10週 1階微分方程式の応用(流体、熱、質点の力学、電気の過渡現象)
第11--13週 2階微分方程式
第14--15週 2階微分方程式の応用(回転系、振動系、物体の運動)
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
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テキスト |
小沢文夫、理工学のための微分方程式、オーム社、2000円
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参考書 |
横手一郎、微分積分学・例題演習 1・2、森北出版、各1800円
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