授業概要 |
微分積分法の要点を復習しながら微分方程式序論を講義し、さらに偏微分
方程式の境界値問題と演算子法による解法について例題演習を中心に解説する。
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授業計画 |
第1週 自然現象の物理的モデルと微分方程式、求積法
第2週 解の存在定理とその周辺
第3週 定数係数線形常微分方程式の解法
第4週 変数係数常微分方程式の解法
第5週 いくつかの非線形常微分方程式の解法
第6週 整級数による解法
第7週 ガウスの微分方程式
第8週 ルジャンドルの微分方程式
第9週 ベッセルの微分方程式
第10週 機械工学における偏微分方程式
第11週 偏微分方程式の境界値問題I
第12週 偏微分方程式の境界値問題II
第13週 ラプラス変換による解法I
第14週 ラプラス変換による解法II
第15週 変数分離形と境界値問題
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習レポートの提出内容評価を総合して成績を決定する。
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テキスト |
寺田文行ほか2名、演習 微分方程式、サイエンス社、1,750円(1995.1)
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参考書 |
ワイリー(富久泰明 訳)、工業数学(上)、丸善、3,605円(1994.4)
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履修にあたっての留意点 |
毎週指定された問題演習のレポートを提出し、質問があればそれを付記する
。次週にそのレポートを返却し質問に回答する。
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授業の目標・ねらい |
微分方程式に関する理解を深め、その標準的な解き方を習得すること。
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学生へのメッセージ等 |
微分積分の復習も兼ねるので、微分方程式以外でも今まで分からないまま
にしていたことを質問することによって確実に理解して欲しい。
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