工学部
授業科目名:
対象学年:
開講学期:
開講形態:
制御工学はいろいろな分野にまたがり、その範囲が広くなっているが、ここでは自動制御の基礎概念を把握することを目的とする。 まず、ラプラス変換を学び、物理的なモデルから微分方程式を作成して、伝達 関数、ブロック線図により、自動制御系の中を伝達される制御信号のありさまを 理解し、安定問題までを取り扱う。
第1週 身近にある自動制御装置に具体例を挙げ制御の持つ意味の説明 第2--5週 ラプラス変換 第6--7週 物理モデルから伝達関数の作成 第8--9週 ブロック線図の作成と等価変換 第10--11週 過渡応答と周波数応答 第12週 各種伝達関数についてベクトル軌跡 第13週 各種伝達関数についてゲイン−位相図 ボード線図 第14--15週 安定問題
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
特に指定しない
増渕正美、自動制御基礎理論、コロナ社、2000円 (1977) 伊沢計介、自動制御入門、オーム社、2000円 (1971) 得丸英勝、自動制御、森北出版、2000円 (1995)