授業概要 |
工業熱力学および伝熱工学を基礎として、熱交換器の設計を最終目標に
、問題演習の形態で講義を進める。熱伝導、熱伝達、熱輻射現象を復習し
、熱の釣合を数学的に表示する練習を積み上げる。エンタルピー流、熱伝導
方程式、境界条件、熱通過現象、各種無次元数等を扱う。
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授業計画 |
第1週 エネルギー保存則、エンタルピー
第2週 粘性のある流れ
第3週 ニュートン流体の管内流れ
第4週 線形微分方程式の解法
第5週 熱伝導現象
第6週 熱伝達現象
第7週 熱通過
第8週 厚肉パイプ内の流動と熱通過
第9--14週 二重管熱交換器の設計及び性能試験
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成績評価の方法 |
筆記試験および演習、毎週のレポートの結果を総合し成績を決定する。
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テキスト |
(著者)一色尚次(書名)わかりやすい熱と流れ(出版社)森北出版 (価格)2266円
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参考書 |
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履修にあたっての留意点 |
1. 熱と流れの力学、伝熱工学、水力学を履修すること。
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