工学部

授業科目名:
電子情報工学I,II
(英語名): Electrical and Information Engineering I,II
対象学年:
1年Aコース
開講学期:
通年
開講形態:
講義
担当教官: 横山 晶一 (YOKOYAMA Shoichi)
単位数:
対象学科:電子情報工学科 区分:専門基礎科目・選択必修 530005

授業概要

情報工学を学ぶ上で基本的に知っておいた方が2年生以降役に立つ と思われる事項について、やさしく講義する。内容は授業計画に示 す通りである。また、1年生のうちからコンピュータに慣れ親しむ ことを目的として、情報処理センターを使った実習を計画している。 この実習と、講義内容とを合わせて、コンピュータがどのような原 理の下で働き、どのような計算をしているかについての基礎を学ん で、情報工学の「基礎体力」を養う。また、人工知能、マルチメデ ィアなど、最先端の研究についても、講義、ビデオなどでその一端 を紹介する。論文の書き方や発表の仕方についても、簡単に解説す る。

授業計画

第1週 入門、はじめに
第2週 コンピュータの歴史
第3--4週 最先端研究紹介、実習
第5--6週 マルチメディア、実習
第7週 2進法と10進法
第8週 2進法の補数表現
第9週 ミニテスト1
第10週 アルゴリズム
第11週 アーキテクチャとオペレーティングシステム
第12週 情報量
第13週 人工知能
第14週 ミニテスト2、レポート解説
第15週 論文の書き方、発表の仕方

成績評価の方法

2回のミニテスト、レポートの結果を総合し成績を決定する。

テキスト

(著者)坂和 正敏、矢野 均、西崎 一郎 (書名)情報科学入門 (出版社)朝倉書店 (価格)2,472円(1995)

参考書

(著者)木下 是雄 (書名)中公新書624 理科系の作文技術 (出版社)中央公論社 (価格)720円(1979)
(著者)杉原 厚吉 (書名)中公新書1216 理科系のための英文作法 (出版社)中央公論社 (価格)680円(1994)

履修にあたっての留意点

この講義は、1年生の半数に対しては前期、残りの半数に対しては 後期に開講され、その内容は同一である。しかしながら、前期に単 位が取れなかった者が後期に受講することはできない。また、実習 はクラス単位(すなわち受講者の約半数)で行う。手順については 講義の際に説明するが、間違えないよう気をつけること。また、講 義の評価は、2回のミニテストと、休み中のレポート課題提出をも って行い、試験期間中の試験は行わない。

授業の目標・ねらい

電子情報工学のうち、特に情報についての基礎を講義し、2年生以 降の「基礎体力」をつけることを目的とする。講義は、なるべく予 備知識を必要としない形の「コンピュータ入門」といった形態で行 う。

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