授業科目名：

対象学年：

開講学期：

開講形態：

　超伝導体、磁性体、誘電体等のエレクトロニクス材料の基本的な性質を理解し、又その 性質を利用したエレクトロニクス製品の原理を理解する。
　エレクトロニクス製品の中の電気電子材料の役割と各材料の特徴をまず述べ、半導体 材料に関しては、その特徴とデバイス、磁性材料に関しては、ソフトとハードの材料の 特徴と、磁気記録、光−磁気記録について、その原理を理解する。また、誘電体に関し ては、強誘電体の理論及び強誘電性の起因について理解する。

　第1--2週　科学技術における電気・電子材料
　第3--4週　半導体材料、半導体の特徴とデバイス
　第5週　薄膜の作製法とその特徴
　第6週　材料の分析法とその特徴
　第7--8週　光デバイス材料、レーザーの種類と応用
　第9--10週　磁性材料　基礎と応用
　第11--12週　超伝導材料　基礎とデバイス
　第13--14週　誘電材料　基礎と応用
　第15週　電気電子材料の役割と今後の材料

筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。

　川端昭,大森豊明、電子・電気材料工学、培風館、2,900円（1995）

　エレクトロ製品の中の材料や役割、材料の物理的特徴を、半導体、磁性体、超伝導体、 誘電体を例に理解する。

　エレクトロニクス製品の基礎となる材料の性質、特徴、物理的基礎を理解させたい ので、その方面に就職を希望する学生は必修。