工学部

授業科目名:
音響工学
(英語名): Electro-Acoustics
対象学年:
3年Aコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義
担当教官: 富川 義朗(TOMIKAWA Yoshirou)
単位数:
対象学科:電子情報工学科 区分:専門科目・選択 530125

授業概要

目的:電子技術の応用としての音響工学、特にその基礎的現象と取り扱い方を学ぶ。
内容:電子・電磁現象は多岐にわたって応用される。本講は大きな産業基盤を有する 音響部門への電子情報技術の応用である。即ち、講義は電気工学現象をよく理解し、 その知識を効率よく適用するように考慮される。その具体的項目は以下の授業計画に 示されるとうりである。本講の受講によって電気・電子・情報工学技術がどのように 生かされているのかがわかり、逆に基礎工学事項がより深く理解される。また、工学 の香りに接し、今まで学んだ知識が総合される。

授業計画

第1週 音響工学概説(歴史) 
第2週 波動方程式
第3--4週 音波伝搬と伝送経路
第5--6週 反射と透過、定在波
第7週 電気−音響−機械・類推
第8週 (波動伝搬に関する試験) 
第9週 音波放射(球面波)
第10--11週 電気音響変換(センサー)と等価回路
第12週 音響設計・制御
第13--14週 超音波・音響技術
第15週 音声・聴覚

成績評価の方法

筆記試験

テキスト

三井田、音響工学、昭見堂、2,400円

参考書

平山 博、電気学会、電気回路論 電気学会大学講座、2,900円

履修にあたっての留意点

 学習の基礎として「電磁気学」、「電気回路」、「情報伝送」、「電子回路」などの 基礎事項を修得している事が望ましい。特に、電気回路・伝送工学の演習をとり入れ ながら講義を進行。

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