授業科目名：

対象学年：

開講学期：

開講形態：

　フィードバック制御系伝達関数を中心とした古典的制御理論で、例えばポンプの流 量や、管路内の圧力などを目標値に合わせるための技術や生体の恒常性維持機構解明 などの基礎となる。現代制御理論を解説する「制御工学II」の前段階と考えて良い。
　フィードバック制御並びに伝達関数の概念、制御系の定常性、過渡特性、周波数応 答、安定性とその判別法、及び簡単な特性補償法について解説する。

第1週　講義の進め方の説明と自動制御の概念　
第2--3週　信号の伝達と伝達関数
第4--5週　フーリエ変換とラプラス変換
第6--8週　フィードバック制御の基礎
第9--10週　周波数応答
第11--13週　安定性と過渡特性
第14--15週　特性補償
　

筆記試験および毎回提出の課題の結果を総合し成績を決定する。

中野道雄・美多　勉、制御基礎理論（古典から現代まで）、昭晃堂、2678円

例えば、
伊藤正美、自動制御概論（上）、昭晃堂、2575円

「システム基礎」の知識が必要である。