授業概要 |
データベースのいろいろな形と共通の性質を説明する。データベースの中のデータに矛盾を生じさせないための一貫性制約の意義、意味、限界を検討する。現在のデータモデルの代表としての階層、網(ネットワーク)、関係(リレーショナル)モデルの歴史と関連性を考える。関係モデルの発展型としての非正規型、オブジェクト指向型に言及する。さらに人工知能の研究の流れの中にある知識ベースにも触れる。最後に、実用システムとしての商用オンライン検索システムを説明する。
|
授業計画 |
第1週 定義と様相
第2週 論理構造、物理構造、B木
第3ー5週 従属性と一貫性制約
第6ー8週 データ型のモデル
第9週 関係モデルにおける正規形
第12、13週 並列処理、施錠
第14週 再現率と適合率、用語の統制
第15週 まとめ
|
成績評価の方法 |
筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
|
テキスト |
なし(適宜、資料配布)
|
参考書 |
大須賀節雄、データベースと知識ベース(第4刷以降)オーム社
上林弥彦、データベース、昭晃堂、3、399
植村俊亮、データベースシステムの基礎、オーム社
|
学生へのメッセージ等 |
この分野は始まったばかりであり、自分が発展させてやるぐらいの積極性が必要である。
|