授業概要 |
C言語を中心としたプログラム作成手法について学び、演習を通して
ユーティリテイプログラムを開発する上での基礎的能力を修得することを目的とする。
OS上のソフトウエア開発支援ツール、一連のユーティリテイーコマンド群を概説し、
プログラムの設計、プログラミングスタイルと表現法、デバッグとテストに関する
基本的な側面を紹介する。
講義では一通り文法を説明した後、隔週毎にプログラム課題を提示し、演習を行なう。
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授業計画 |
第1週
C言語の開発経緯とOS
C言語文法概要、制御の流れ、構造化プログラミングの概念
第2週〜第4週
C言語の関数構造と記憶クラス
ヘッダ、マクロ定義、ポインタとデータ構造、
コマンドライン引き数処理
第5週〜第7週
Stream I/O、標準関数群の活用
文字列処理、連結、照合
第8週〜第9週
ファイル処理
順アクセス、直接アクセス、ファイル制御の入出力命令
第10週〜第12週
プログラム開発に有用なコマンド群
プログラミング書法
第13週〜第15週
構造体と線形リスト構造
レコードの更新、削除、挿入、ビットフィールド、共用体
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成績評価の方法 |
中間、期末の2回の筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。
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テキスト |
コンピュータ教育工学研究所編、ガイドブックC、サイエンス社、1,854円
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参考書 |
石田晴久(訳)、プログラミング言語C、共立出版、2,800円
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履修にあたっての留意点 |
プログラミング演習Iを修得していることが望ましい。
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