授業概要 |
電磁気学の講義で学んだ内容を身近なものとして把握し理解を深めていくためには、
実際に電磁気学の問題を自ら考え解いていくことが不可欠である。本講義では、毎時間
毎に電磁気学の問題を提起し、学生一人一人がそれを解答する。解答は、各人がレポー
トとして提出する。演習により、電磁気学で用いられる各種の定義及び諸法則の物理的
意味を明確にし、その関係を明らかにしていく。
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授業計画 |
第1週 ベクトル場
第2週 電界と電位
第3週 電荷と電界
第4週 電流と磁界
第5週 渦
第6週 電磁誘導と変位電流
第7週 マクスヴェルの方程式
第8週 抵抗
第9週 誘電体と静電容量
第10週 磁性体とインダクタンス
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成績評価の方法 |
レポート
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テキスト |
藤田広一,野口晃、電磁気学演習ノート、コロナ社、2,575円(1995)
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参考書 |
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履修にあたっての留意点 |
本講義を履修するにあたっては、電磁気学Iをすでに履修し、電磁気学IIを並行して
履修していることが望ましい。
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授業の目標・ねらい |
電磁気学I、IIをより理解するための演習であり、静電解、静磁界、
マクスヴェルの方程式等の基本的な式を理解し、数値的に解く力を養う。
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学生へのメッセージ等 |
演習問題を自分で解くことは電磁気学を理解する上で極めて重要となるので、
毎回のレポートは必ず自分で解くように。
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