工学部

授業科目名:
電子回路 II
(英語名): Electronic Circuit II
対象学年:
3年Bコース
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 土屋 政光(TSUCHIYA Masamitsu)
単位数:
対象学科:電子情報工学科 区分:専門科目・応用電子・応用情報コース推奨 531045

授業概要

電子回路 II の授業では,電子回路 I の授業内容を基礎として,より発展(応用) 的なアナログ電子回路,すなわち,集積基本電子回路,演算増幅回路,発振回路及び 変復調回路について学習する。
  集積基本電子回路に関しては直流電流源回路,差動増幅回路,ダーリングトン接続回 路及び集積回路の概要を扱う。演算増幅回路に関しては,その基本特性,基本回路及 び各種の応用回路を扱う。発振回路では,基本構成と発振条件,さらに,代表的な発 振回路の例として,低周波及び高周波発振回路,水晶発振回路などを扱う。変復調回 路では,変復調方式の原理と振幅変調及び周波数変調の基本回路とその復調回路を取 り扱う。

授業計画

 第1週
   授業内容の概要説明と必要事項の復習。
 第2週
   直流電流源回路,差動増幅回路
 第3--4週
   高利得増幅回路,ダーリングトン接続,直流増幅回路,
   大信号増幅回路,集積回路の概要
 第5週
   演算増幅回路の内部回路,基本的な特性と増幅回路
 第6--7週
   演算増幅回路の線形回路及び非線形回路への応用例
第8週
  まとめ(中間試験)
第9--11週
  発振回路の基本構成と発振条件,低周波 RC 発振回路 ,
  高周波 LC 発振回路,水晶発振回路など
第12--14週
  無線通信と変復調方式の概要,振幅変調回路と復調回路,
   周波数変調回路と復調回路など
第15週  まとめ

成績評価の方法

筆記試験及びレポートの結果を総合し成績を決定する。

テキスト

(著者)藤井 信生 (書名)アナログ電子回路 (出版社)昭晃堂(価格)2,70 0円(1994)

参考書

(著者)滑川 敏彦 (書名)基礎電子回路(出版社)昭晃堂(価格)2,600円(1994)

履修にあたっての留意点

電気回路 I の基本 事項,交流回路の計算法を習熟していることを前提としてい るので,復習しておくこと。 

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