工学部

授業科目名:
プログラミング演習II
(英語名): Computer Programming II
対象学年:
1年Bコース
開講学期:
後期
開講形態:
講義及び演習
担当教官: 新関 久一 (NIIZEKI Kyuichi)
単位数:
対象学科:電子情報工学科 区分:専門科目・各コース推奨 531180

授業概要

 C言語を中心としたプログラム作成手法について学び、演習を通して ユーティリテイプログラムを開発する上での基礎的能力を修得することを目的とする。
OS上のソフトウエア開発支援ツール、一連のユーティリテイーコマンド群を概説し、 プログラムの設計、プログラミングスタイルと表現法、デバッグとテストに関する 基本的な側面を紹介する。
 講義では一通り文法を説明した後、隔週毎にプログラム課題を提示し、演習を行なう。

授業計画

第1週
    C言語の開発経緯とOS
    C言語文法概要、制御の流れ、構造化プログラミングの概念
第2週〜第4週
    C言語の関数と記憶クラス
    ヘッダ、マクロ定義、ポインタとデータ構造、
    コマンドライン引き数処理
第5週〜第7週
    Stream I/O、標準関数群の活用
    文字列処理、連結、照合
第8週〜第9週
    ファイル処理
    順アクセス、直接アクセス、ファイル制御の入出力命令
第10週〜第12週
    プログラム開発に有用なコマンド群

第13週〜第15週
    構造体と線形リスト構造
    レコードの更新、削除、挿入、ビットフィールド、共用体

成績評価の方法

 筆記試験および演習、レポートの結果を総合し成績を決定する。

テキスト

 コンピュータ教育工学研究所編、ガイドブックC、サイエンス社、1,854円

参考書

 石田晴久(訳)、プログラミング言語C、共立出版、2,800円

履修にあたっての留意点

 プログラミング演習Iを修得していること。
 1年次には計算機関連の基礎専門科目は開講されていないが、演習を進めて いく上で計算機内部の数値表現や、基本的動作を理解している必要があるので、 履修者からの意見、要望を取り入れてその都度補講する場合がある。 従って上に示した授業計画通りには進まない場合がある。

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