工学部

授業科目名:
物質に関する常識(物質科学)
(英語名): Materials Science
対象学年:
Bコース全学年
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 船水 誠 (FUNAMIZU Makoto)
単位数:
対象学科:全学科 区分:教養教育科目・選択 591010

授業概要

物質に関し高校の化学の学習なしでも理解できるよう、基本となる事項を 取り上げ日常的な経験から学べるように解説する。物質を構成する「元素」 の生成から周期性、原子、分子の構造と性質、物質が変化する原理等を 学ぶことで、身近な「もの」とは何かに興味を持ち、各自が参考となる 本を読む一助としたい。
講義の題材は、できるだけ身近な物質と身近な現象から選び1及至2回で まとまるよう説明する。

授業計画

授業は以下の項目について1〜2回ずつにまとめて解説する。また話題になった 化合物を取り上げ紹介する。

1. はじめに 物質とは何か、1学期の講義予定と内容を紹介する。
2. 物質を構成する粒子 原子、分子のイメージについて
3. 元素の存在度 元素生成の過程と宇宙、地球表層の存在度について
4. 元素の周期性にかかわる性質 各族の性質と分類について
5. 原子の1次的相互作用 化学結合の種類と特徴について
6. 分子間に働く力 静電引力と運動エネルギーによりきまる状態
7. 溶液の基本的な性質 希薄溶液の束一的な性質と酸・塩基の定義
8. 物質の温度 温度の定義と物質の燃焼に伴う温度について
9. おわりに  全体のまとめ

成績評価の方法

出席状況、レポート、期末試験等を総合して評価する。

テキスト

プリントを使用するので、特に指定しない。

参考書

講義中に随時紹介する。

履修にあたっての留意点

講義内容に興味を持ったら履修登録すれば。

授業の目標・ねらい

物質についてのイメージを持てるようにしたい。

学生へのメッセージ等

話をきいて、本を1冊は読んでもらいたい。

その他

出席は毎回各自に付けてもらう。

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