授業概要 |
広く物質の認識を化学的立場から学ぶことを目標として、物質とエネルギー、
物質の構造、有機化学の基礎を講義する。
化学的知識は膨大で、その蓄積速度は増大の一途である。
広く利用される化学情報誌 Chemical Abstracts の厚さは現在年間 2m 以上にもなり、
化学の全てを知識として覚えることは不可能かつ無意味である。
化学における基本的な原理と概念を学び、
化学的知識の中から科学的な考え方の基礎を修得して欲しい。
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授業計画 |
第 1−2 週 化学の基礎知識
第 3 週 化学の基本則と物質の状態
第 4−5 週 化学反応のエネルギー
第 6−7 週 変化と平衡
第 8 週 電気エネルギーと化学反応
第 9−10週 原子の構造有機化学の基礎
第11−12週 化学結合
第 13 週 反応速度
第 14 週 有機化学の基礎
第 15 週 総括テスト
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成績評価の方法 |
成績は出席回数と適宜実施する小テストならびに期末試験により評価する。
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テキスト |
冨士川計吉 著、「化学の基本」学術図書出版
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参考書 |
参考書は特に指定しない。
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履修にあたっての留意点 |
試験にはノート、教科書、電卓を持ち込んでもらうことにしています。
暗記は必要ありません。下調べをし、理解することが大切です。
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授業の目標・ねらい |
化学における基本的な原理と概念を学び、
化学的知識をとおして科学的な考え方の基礎を修得する。
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学生へのメッセージ等 |
授業を聞くのではなく、授業に出て考え、そして理解して欲しい。
暗記したことはいつか忘れます、しかし理解したことは残ります。
化学が暗記だなどと思わないで下さい。大学は学問をするところです。
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