工学部

授業科目名:
現代世界経済の実相(経済学)
(英語名): Contemporary World Economy (Economics)
対象学年:
Bコース全学年
開講学期:
前期
開講形態:
講義
担当教官: 鈴木 均 (SUZUKI Hitoshi)
単位数:
対象学科:全学科 区分:教養教育科目・選択 591090

授業概要


我々は様々な経済現象の中で暮らしている。経済現象の中には自分の生活と無関 係と思われるものもあるが、国境を越えての経済活動が急速に広まるボーダーレス 化の中では、思わざるところで関係している場合も多い。経済とは何か、経済学と はどいう事象を対象しているのか、等を理解するために、前期では現実に起こって いる経済現象、諸問題を世界経済の中で検討していく。世界経済の中での日本経済 の位置を確定することを主眼とする。

授業計画


第1週  戦後世界の発展構造:概観(1) 
第2週  戦後世界の発展構造:概観(2)
第3週  世界経済の中の日本経済の位置:石油危機以前
第4週  世界経済の中の日本経済の位置:石油危機以後
第5週  九〇年代前半期世界同時不況の意味(1)
第6週  九〇年代前半期世界同時不況の意味(2)
第7週  世界的景気回復と日本の不況
第8週  日本発大不況の可能性と世界経済(1)
第9週  日本発大不況の可能性と世界経済(2)
第10週 円高・輸入拡大による日本経済のデフレ化
第11週 ドル切り下げ・外資に依存するアメリカ経済
第12週 自律展開が困難なEU経済(1)
第13週 自律展開が困難なEU経済(2)
第14週 前期のまとめ
第15週 前期試験

成績評価の方法

筆記試験

テキスト

現代日本経済研究会編『日本経済の現状 1996年版』:学文社、2,300円(1996)

参考書

講義中に提示したい。

履修にあたっての留意点

テキストを補足するため板書を多用する。

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