授業概要 |
TOEICは、英語を使ってどれだけのコミュニケ−ションができるか、つまり
「手段」としての英語運用力を測定するための試験で、個人による受験のみならず、
企業等も社員の英語力を測定するために利用している。
TOEICテストは、リスニングセクションとリ−ディングセクションから構成されて
いるが、この授業では、4種類からなるリスニングセクションのそれぞれの形式に
従って聴き取り能力を高める練習を行なう。しかし、最初から TOEIC そのものの
形式の練習を行なうのではなく、個々の練習において聴き取りの目標を定め、その
目標を段階的に高いレベルに設定していくことによって、最終的に TOEIC に対応
できるようにする。TOEIC の英語は、日常会話や簡単なビジネス英語が中心である
ので、TOEIC に対応するための練習は、そのまま実用的な英語能力の向上につながる。
|
授業計画 |
1. TOEIC の概要解説
2. 写真描写問題の練習
3. 応答問題の練習
4. 会話問題の練習
5. 説明文問題の練習
|
成績評価の方法 |
学期末試験と平常点を総合して評価する。授業時に書き取り等を行ない、
その成績を平常点として重視する。
|
テキスト |
北尾謙治・S.K.Kitao, 『TOEICのためのリスニング演習』、金星堂、1,200円 (1996)
|
参考書 |
|
学生へのメッセージ等 |
練習量をできるだけ多くしたい。そのため予習、授業時の作業の負担は
かなり大きくなる。意欲のある学生の受講を望む。
|