授業概要 |
高校では文法用の短文や3、4ペ−ジひとまとまり程度の長さの文を読んで来た
であろうが、この授業では152ペ−ジの大作小説(?)に挑む。その名も
『モンテ・クリスト伯』。読んだことがある人もいるだろうが、何度読んでも
面白いものだから、英語どころではなくなってしまうこと請け合いである。
この講義に加えて、口頭での会話作文も行なう。
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授業計画 |
『モンテ・クリスト伯』は1回の授業につき、15ペ−ジ前後進みたい。逐語訳は
しないで音読と質問だけで進めていく。一人につき1ペ−ジ割り当てて、音読させ、
発音の指導や意味の分からない箇所やその他の質問に答える形式で進めていく(60分)。
会話作文は全24課を1回の授業につき2課づつ進めたい。また、例文や解答の
暗唱も行なわせる(30分)。
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成績評価の方法 |
『モンテ・クリスト伯』については適時に内容把握についての小テストを
行なう。作文については授業中に予習の深浅を判断して評価する。また、
欠席は4回まで認めるが、一回の欠席につき10点の減点とする。
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テキスト |
*{\it The Count of Monte Cristo} by Alexandre Dumas (Macmillan)
*『作文から会話へ』羽鳥博愛著(弓プレス) 1180円
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参考書 |
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履修にあたっての留意点 |
この授業は指定クラス(物質・機械)なので第1回目の授業から授業を
行なうのでテキストを購入して臨むこと。席は学籍番号順にすわること。
やむなく途中退席する場合は断ること。
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授業の目標・ねらい |
長文の物語を読ませて、想像力と読書耐久力をつけさせることが主眼であるが、
もちろん、英語力をつけさせることはいうまでもない。口語作文では普段の生活で
口にするものが中心で、これにより、簡単英語が話せないイライラを解消させたい。
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学生へのメッセージ等 |
『モンテ・クリスト伯』は簡約もので読みやすい。音読して予習をして来て
もらいたい。きっと力がつくはずである。実業高校卒は免罪符にはならないから、
人一倍予習してくること。
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その他 |
テキストは生協から購入すること。
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