工学部

授業科目名:
英語
(英語名): English
対象学年:
1年Bコース
開講学期:
前期
開講形態:
演習
担当教官: 小関 文典 (KOSEKI Fuminori)
単位数:
対象学科:電子情報工学科 区分:教養教育科目・必修 591170

授業概要

 高校では文法用の短文や3、4ペ−ジひとまとまり程度の長さの文を読んで来た であろうが、この授業では152ペ−ジの大作小説(残念ながら簡約物)の『嵐が丘』 を読む。作者はエミリ−・ブロンテという英国の女流作家。主人公の激しい 生き方に圧倒され、英語どころではなくなってしまうこと請け合いである。 これに加えて、口頭での会話作文も行なう。

授業計画

 『嵐が丘』は1回の授業につき、15ペ−ジ前後進みたい。逐語訳は せず、私の質問と諸君の音読と質問だけで進めて行く。一人につき1ペ−ジ 割り当てて、 音読させ、発音の指導や意味の分からない箇所やその他の質問に答える形式で 進めていく(60分)。会話作文は全24課を1回の授業につき2課づつ進めたい。 また、例文や解答の暗唱も行なわせる(30分)。

成績評価の方法

 『嵐が丘』については適時に内容把握についての小テストを 行う。作文については授業中に予習の深浅を判断して評価する。また、 欠席は4回まで認めるが、一回の欠席につき10点の減点とする。

テキスト

 *{\it Wuthering Heights} by Emily Bronte (Macmillan)
 *『作文から会話へ』羽鳥博愛著(弓プレス) 1180円

参考書

履修にあたっての留意点

 この授業は指定クラス(電情)なので第1回目の授業から授業を 行なうのでテキストを購入して臨むこと。席は学籍番号順にすわること。 やむなく途中退席する場合は断ること。

授業の目標・ねらい

 長文の物語を読ませて、想像力と読書耐久力をつけさせることが主眼であるが、 もちろん、英語力をつけさせることはいうまでもない。口語作文では普段の生活で 口にするものが中心で、これにより、簡単英語が話せないイライラを解消させたい。

学生へのメッセージ等

 『嵐が丘』は簡約もので読みやすい。音読して予習をして来て もらいたい。きっと力がつくはずである。実業高校卒は免罪符にはならないから、 人一倍予習してくること。

その他

テキストは生協から購入すること。

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