授業概要 |
前期とは異なり、君たちの日常英語である科学英語をアメリカの高校の
物理の教科書から抜粋したものをテキストとして使用する。内容は相対性原理に
ついての部分である。私は理工学は素人だから、英語を諸君と精読
しながら私自身も相対性原理を学ぼうと思うのである。そういう訳で
この授業は逐語訳を主にして進めるので、英語と日本語の両方を問題と
したい。
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授業計画 |
1回の授業につき、2ペ−ジ前後進みたい。諸君には段落毎に逐語訳を
してもらう。もちろん、音読をしてもらってから、訳してもらうので、発音や
抑揚の指導も併せて行う。内容は相対性原理の空間と時間についてで、量は
全部で18ペ−ジばかりだが、前期よりも英文がむずかしいので、じっくり読んで、
英文の構造をしっかり理解してもらえるよう努める。
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成績評価の方法 |
主として授業での発表をもとにして評価する。また、欠席は4回まで
認めるが、一回の欠席につき10点の減点とする。
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テキスト |
テキストはプリントを配布するので、購入の必要はない。
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参考書 |
参考書は指定しないが、
相対性原理についての本は何か1冊ぐらい読んでおいた方がよい。英語を
読むのに役に立つ。
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履修にあたっての留意点 |
この授業は指定クラス(電情)だから第1回目の授業から授業を行なうので、
そのつもりで臨むこと。席は学籍番号順に座ること。授業中やむなく途中退席
する場合は断ること。
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授業の目標・ねらい |
専門の英文に触れさせて、いわゆる即戦力をつけさせることもねらっているが、
それよりは、前期で読んだ物語も科学英語もそれぞれが特殊な言葉ではなく、
片方が読めなければ、他方もまた読めないのであることを理解させたい。また、
内容が分かれば、複雑な英語も推理力で読めることも経験させたい。
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学生へのメッセージ等 |
前期と同様これもぜひ音読して予習をして来てもらいたい。きっと
力がつくはずである。高校で習った事柄であるから、分からないはずは
ない文であると考えて予習してもらいたい。
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その他 |
これで一年間付き合うことになる。授業には常に新鮮な気持ちで
臨みたい。よろしく!
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