授業概要
動物及び植物の構造と機能を理解し、教材又は研究材料としてこれら動植物を使
用する場合の、
基礎的な研究手法と研究機器類の操作法を会得することを目標にしている。これら
の基礎的実験
を通して、自然科学的な観察力、記録力、考察力の向上が期待される。
授業計画
担当教官2名が前半と後半に分かれて、以下のものを行う。
○顕微鏡及びマイクロメーターの使い方
○タマネギの細胞を用いた浸透圧測定
○タマネギの根端を用いた体細胞分裂の観察
○維管束の観察
○ユスリカの唾液腺巨大染色体の観察
○ユリのつぼみを用いた減数分裂の観察
○葉の構造の観察
○光合成の明反応
○アメリカザリガニの外部形態と付属肢の観察・スケッチ
○ハマグリの外部形態と内臓塊の観察・スケッチ
○ミミズの外部形態と消化器官、生殖器官の観察・スケッチ
○ニジマスの外部形態と内臓の観察・スケッチ
成績評価の方法
各実験内容が終了するごとに、レポートを必ず提出する。各レポートを採点し、
それらを総合
して評価する。
テキスト
参考書
特に、無し。
その他
履修にあたっての留意点
授業の目標・ねらい
学生へのメッセージ等
担当教官の専門分野
理科専攻・選修学生のための授業である。
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