授業概要
本講義では、経済の基本的なしくみを理解していくことによって、
現実に生じている社会現象を経済学的な観点から考えていくことを
目的とします。
経済現象を理解するのは難しいと言われます。現実の経済現象は、
個々の経済活動の担い手(経済主体)の基本的な経済行動が複雑に
絡み合って生じているのです。したがって、現実の経済現象を理解
するためには、まず、個々の経済主体の基本的な経済行動について
考えなければなりません。そのうえで、それらの経済行動がどのよ
うに依存し合っているのかを理解していくことが必要になります。
本講義でも、このような方法によって、現実の経済現象について
理解を深めていきたいと考えています。
授業計画
基本的には以下のように講義を進めていく予定です。 (1)経済
の基本的なしくみ (2)経済活動の大きさはどのように表されるか──GDPに
ついて (3)経済活動の大きさはどのようにして決まる
のか (4)なぜ経済政策が必要なのか
成績評価の方法
筆記試験の成績によって評価します。
テキスト
テキストは使用しません。必要に応じて資料を配布します。
参考書
必要に応じて、講義時に紹介します。
その他
担当教官の専門分野
理論経済学・公共経済学
|