授業概要
経済学の学問体系を大まかに分類すると、「経済理論」
分野と「応用経済学」分野とに二分される。
本講義では、応用経済学の中の「国民経済」と「地域」
との関係を経済学の眼で見てみたい。
国民経済(たとえば日本資本主義等)というものをより
ミクロな視点で、つまり「地域経済」という視点で
捉え直してみると、国民経済というものがどのように
見えてくるのか。
国民経済を人間の体に見立てた場合に、
手足や内蔵はどのような働きをし、
かつ各々がいかなる役割を果たしながら全体を支えて
いるのかを考える講義としたい。
授業計画
1.「地域」とは何か
2.経済現象をどう捉えるか
3.国民経済の仕組み
4.国民経済と地域
5.地域社会と経済
6.地域経済の「発展」の構造
7.地域経済の「衰退」の構造:過疎社会の地域構造
成績評価の方法
平常点(レポートを含む)および筆記試験の成績を総合して評価する。
テキスト
特定のテキストを指定しない。
参考書
その都度、資料を提供する。
その他
学生へのメッセージ等
資料を読み込む力、自分で考える力量を育んで欲しい。
担当教官の専門分野
地域経済論・農業経済学
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