畜産システム論
Animal Production System

担当教官: 萱場 猛夫(KAYABA Takeo)

開講学年 3年
開講学期 前期
単位数 2単位
開講形態 講義
開講対象: 生物生産学科 科目区分: 選択科目
授業概要
 家畜の遺伝育種の原理、目標、量および質的形質の遺伝特性について概説し、家畜育種の理論と応用さらに家畜の生産システムについて学習する。

授業計画
 1.動物の遺伝
  1)種々の遺伝現象
   相加的遺伝、非相加的遺伝、伴性遺伝など
  2)集団遺伝学と遺伝子頻度
  3)遺伝子頻度の平衡を乱す要因
 2.家畜育種
  1)遺伝率
   遺伝率の推定方法、実現遺伝率、遺伝相関
  2)選抜について
   育種価、後代検定、選抜法
  3)改良様式
   順繰り選抜法、独立淘汰法、指数選抜法
  4)交配法
   近交係数、血縁係数、系統交配、閉鎖群交配、雑種強勢
 3.各家畜の改良法
  1)家畜育種の改良法
  2)乳牛、肉牛、豚、鶏
     

成績評価の方法
 試験とレポートにより総合的に判定する。

参考書
 佐々木義之,動物の遺伝と育種(朝倉書店)

その他
・授業の目標・ねらい
 動物の遺伝育種の基礎知識を学習する。

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